風立ちぬ

映画の日に“風立ちぬ”を見に行きました。

小学生ぶりにパンフレットを購入しました。

パンフレットのお会計をしていても涙が出てきました。

帰りの電車、翌日のシャワー中も涙が出ました。

 

数日前に電車で若い男性が“風立ちぬ”を見に行ったことを一緒にいる人に報告していました。評価を尋ねられた彼は、よかったけど、宮崎駿がこの映画見て泣いたって言ってたから期待しすぎた部分があった。と、応えていました。

 

私は宮崎監督の作品は必ず劇場で見たいと思っているので街で耳にした評価を気にする事はありませんが。鑑賞前に男性の話を思い出して。確かに宮崎監督はどんな気持ちで涙を流したのだろうと思いながら映画がはじまりました。

 

感じ方は人それぞれですが、電車の彼が考えた宮崎監督の涙の理由は、実際の監督の涙とは少し違うものだったのではないかと思いました。

 

実際パンフレットに掲載されている対談の中で宮崎監督は試写会での涙の理由を尋ねられ「理由はわかりません」と応えていました。

 

監督の涙を理解することなど到底私にも出来ない事ですが、私の涙は映画に悲しみ、感動した涙と、宮崎駿という人に悲しみ、感動した涙でした。

 

類い稀な才能を抱え、まっすぐ生き続けるということはとても美しく、私には想像出来ないほど、とても苦しい事なのだろうと涙が止まりませんでした。

 

大人の映画のように見えますが、私はいつか母親になったら小さいうちでも子供にこの映画を見て欲しいなと思います。