映画の撮影

 昨年の春、初めて映画の撮影現場を見させていただきました。

長年映画のスチル写真を中心に活動されているカメラマンの方を短い時間でしたが手伝わせていただきました。

 映画のスチル撮影の現場は他の撮影とは全く違う世界です。これまでの撮影とは違い私の撮影に与えられた時間はなく、1秒もないシャッターチャンスを息を殺して待つ現場。芝居を撮影するのだから、本来は日頃のポートレートやインタビューよりも 嘘 であるはずの映画のスチル撮影ですが、私自身はどこかドキュメンタリーを撮影しているようで、緊張感と癖になるような興奮がありました。

 初めて撮影現場を見せていただいた映画だったので、照明やカメラワークを勉強しようという気持ちで劇場に行ったのですが、結局一切勉強することなく見入ってしまい個人的にボクシングが好きなこともあってか最後はひとり号泣でした。

 ほんの少しとはいえ初めてスチル撮影させてもらった映画が自分自身が心を動かされる作品だったことは本当に幸せなことだったと思います。

 その映画『キッズ・リターン 再会の時』は今月DVDが発売されるようで、偶然広告を目にしたら、じぇじぇじぇ!!ポスターには使われていなかった私の写真が!!DVDジャケットに使われていました!とっても嬉しかったです!とてもいい映画だったので皆さんも機会があったら是非見てください。ボクシングシーンもとても良かったです。